車のトラブルシューティング・コード
English Deutsch France Netherlands Italia España Português Polski 日本語 中文繁體
OBDフォルトコード

OBDフォルトコード


上記を入力してくださいOBDコード,e.g.P1917

P1475

障害コード: P1475
故障の内容: エバポレーティブ・エミッション・コントロール・システム、漏れ検知ポンプの異常
考えられる原因:

P0124

障害コード: P0124
故障の内容: スロットルポジション(TP)スイッチA/アクセルペダルポジション(APP)スイッチA一回路断続
考えられる原因: 配線、接続不良、TPスイッチ、APPスイッチ、ECM

P02CC

障害コード: P02CC
故障の内容: インジェクター1一オフセットの学習値下限
考えられる原因: 配線、インジェクター、ECM

P013D

障害コード: P013D
故障の内容: ヒーター付02センサー(HO2S)2、バンク2一リーンからリッチへの応答が遅い
考えられる原因: 配線、HO2S、ECM

P0212

障害コード: P0212
故障の内容: インジェクター12一回路故障
考えられる原因: 配線、インジェクター、ECM

P0389

障害コード: P0389
故障の内容: クランクシヤフトポジション(CKP)センサーB一回路断絶
考えられる原因: 配線、接続不良、CKPセンサー、ECM

P1138

障害コード: P1138
故障の内容: ロング・ターム・フューエル・トリミング加法補正フューエル(バンク2)がリーンすぎる
考えられる原因:

P0497

障害コード: P0497
故障の内容: 燃料蒸発ガス(EVAP)システムー低パージ流量
考えられる原因: 配線、EVAPバルブ、ホースの詰まり、機械的故障

P1472

障害コード: P1472
故障の内容: エバポレーティブ・エミッション・コントロール・システム・プレッシャー・ポンプのパワー・ステージのアースへのショート
考えられる原因:

P042C

障害コード: P042C
故障の内容: 触媒コンバーター温度センサー2、バンク1一回路低
考えられる原因: 配線、触媒コンバーター温度センサー、ECM

P1810

障害コード: P1810
故障の内容: プレッシャー・コントロール・ソレノイド1 の異常
考えられる原因:

P033B

障害コード: P033B
故障の内容: ノックセンサー(KS)4、バンク2一範囲/性能の問題
考えられる原因: 配線、KS、ECM

P1610

障害コード: P1610
故障の内容: MIL 点灯リクエスト信号の断線
考えられる原因:

P06CC

障害コード: P06CC
故障の内容: グロープラグ、シリンダー8一不正
考えられる原因: 配線、グロープラグ

P070A

障害コード: P070A
故障の内容: トランスミッションフルードレベルセンサー一回路故障
考えられる原因: 配線、トランスミッションフルードレベルセンサー、ECM

P057B

障害コード: P057B
故障の内容: ブレーキペダルポジション(BPP)センサー一回路範囲/性能
考えられる原因: 配線、BPPセンサー、ECM

P086A

障害コード: P086A
故障の内容: ニュートラルポジション(NP)センサー一開回路
考えられる原因: 配線、NPセンサー、ECM/PCM/TCM

P090C

障害コード: P090C
故障の内容: クラッチアクチュエーターB一回路低
考えられる原因: 配線、クラッチアクチュエーター、ECM/PCM/TCM

P1313

障害コード: P1313
故障の内容: イグニッション回路、シリンダー1 のアースへのショート
考えられる原因:

P062F

障害コード: P062F
故障の内容: エンジンコントロールモジュール(ECM)、EEPROMエラー
考えられる原因: ECM

OBD

オン・ボード・ダイアグノーシス(英: On-board diagnostics; OBD)とは、自動車各部に取り付けられたECU(Electrical Controll Unit)にプログラミングされている自己診断機能である。On-Board Diagnosticsの頭文字を取って、OBDと略称されている。当記事もOBDとして述べる。
例えばエンジンの燃料噴射システムを構成する各センサー、および各アクチュエータに、なんらかの異常が発生した場合、エンジンのECU[1]は異常の発生を記憶し、インストルメントパネル(計器盤)の警告ランプを点灯させるなりして、ドライバーに異常の発生を知らせる。この警告灯はMIL(Malfunction Indication Lamp)と呼ばれている。
現在OBD1(On Board Diagnosis first generation)と呼ばれている自己診断機能は、GMのALDLにルーツを持つものであるが、その後各メーカーが独自にアレンジを加えていった。そのため、通信規格はもちろん、故障コードを表示させる手順、そして表示される故障コードの意味付けも、各メーカーばらばらのものになっていた。 例えば『11』と二桁の数字で表現される故障コードが、あるメーカーではクランク角センサーからの信号異常を表し、またある別のメーカーではエアフローセンサーから信号異常を表す、いう状況にあった。 時期を同じくして各メーカーは自車専用のスキャンツール(外部診断装置)を開発し、各販売店のサービス工場に常備させていた。しかしそれらのスキャンツールには、まったく互換性はなく、車との接続用ケーブルや接続コネクタの形状も、まったく違っていた。そのため一般の自動車整備工場向けの汎用スキャンツールは、各社ごとの変換コネクターが付属している。
こうした状況を改善するために制定されたのがOBD2(On Board Diagnosis second generation)ということになる。OBD2は各メーカーの枠を超えて、DLC(Data link coupler)と呼ばれる同じ形状・ピン配置の接続コネクターと、同じ故障コードを使い、故障発生時には同じように警告灯を点灯させる機能を実現させた。図のように、OBD2では5種類の通信規格が定められている。
OBD2の故障コードは、DTC(Diagnostic Trouble Code)と呼ばれ、 アルファベット1文字と、4桁の数字から構成されている。4桁の数字を使えば、0000~9999まで実に一万個の故障コードを設定することができる。OBD1で使われていた2桁のコードとは違い、各メーカーは、非常に細かく故障コードを設定できる。
OBD2は元来、エンジンの排気ガスの有害成分抑制装置の不具合を検知するものであったので、当初はP(Power Train)で始まるDTC(通称Pコード)から設定されたが、車の他の部位にまで拡大されていった。現在DTCはPコードの他に、次の3種類のDTCが設定されている。
Cコード:Cで始まるコードで、シャーシ(Chassis)に関するDTC。ABSに関するDTCが該当する。
Bコード:Bで始まるコードで、ボディ(Body)に関するDTC。エアバッグに関するDTCが該当する。
Uコード:Uで始まるコードで、CANに関するDTC。
また アルファベットの次の数字が“0”の場合は、生産国に関係なく共通の意味を持つDTC(例:P0120:スロットルポジションセンサー回路異常)であり、これに対して“1”ないし“2”の場合は、各メーカーが独自に設定したDTCである。 各メーカーは独自のDTCを設定した場合、SAEにそれを通知することが求められる。その情報はSAEから公開されることになっている。 したがってもしスキャンツールでDTCの読み出しを行った場合、意味を把握できないDTCが読み出された場合、インターネットのDTCに関する検索サイトを用いて、その意味を把握することができる[8]。
クランク角センサーとカムセンサーが別箇所に取り付けられている例
OBD2が搭載されることによって、自動車整備の現場におけるトラブルシューティングの迅速性および正確性に繋がった。
例えばヴィッツのSCP10系におけるエンジン関係の故障コード一覧表によれば、エンジンチェックランプの点滅回数が“12”を示していれば、“クランクセンサー異常”も“カムセンサー異常”も疑われる。この車種の場合、一方はシリンダーヘッドの後ろ側、一方はクランクプーリー付近と位置的にも離れていて、両方のセンサーの点検作業はかなりの労力を要する。しかしながらこの車種はOBD2スキャンツールにも対応しているため、OBD2のDTCを読み取れば、その段階で点検箇所をどちらか一方に絞り込むことができる。

OBDカーアダプテーションのブランドを抜粋して掲載しています。

アキュラ, アルファロメオ, アストンマーティン, アウディ, BMW, ベントレー, ブガッティ,レクサス, リンカーン, マセラティ, マイバッハ, マツダ, メルセデス, 三菱, 日産, オペル, パガーニ, プジョー, ポンティアック, ポルシェ, ルノー, ロールスロイス, サーブ, 座席, シュコダ, スバル, スズキ, トヨタ, フォルクスワーゲン, キャデラック, シボレー, シトロエン, ダッジ, フェラーリ, フィアット, フォード, ホンダ, Humme, ヒュンダイ, インフィニティ, ジープ, ランボルギーニ, ランチア, 土地ローブ, ボルボなど ブランド。

コピーライト © 2024 車のトラブルシューティング・コード 無断転載禁止